
ホストタウンを締結しているコソボの柔道代表選手が三条に事前合宿に訪れていたときのこと…
一緒に練習を見学していた大使より、“あっ、そうそう、市長。9月12日空いてます?この前後に大統領が日本に来るんだけど、大統領主催の夕食会を東京を開こうと思っていて、是非、市長にも出席してもらいたいと思いましてねっ!”と突然の提案がっ!(通訳がいなかったので、完全な日本語訳ではないかもしれませんが、雰囲気も含めて、こんな感じのフランクな提案でした!)

まさか国家元首と一緒にテーブルを囲む機会が訪れるだなんて思ってもいなかったので、日程を調整して行ってまいりましたっ!
招待された日本側も経歴から察するに、英語の堪能な方ばかりだったので、一抹の不安が過りましたが、幸いなことに、通訳も近くに配置され、ストレスなく、色々なお話をさせていただきました(三条市内の郵便局さんからご提案をいただいているものも大統領に紹介させていただきましたが、好意的に受け止めていただいた様子。前向きに進めていきましょう!以上、内部連絡でした…)。
いずれにしても、外交儀礼という感じもなく(おそらく非公式なタイプのものなのでしょう…)、非常にフランクに過ごすことができた記憶に残る貴重なひとときでしたっ!
さて、事前合宿のときと相前後して、似たようなお話が三条市に飛び込んできておりました…
それは、政府筋から…
何でも、9月13日に総理主催の晩さん会を開催するので出席してほしいとのことでした…
これもまた、身に余る光栄です!
ただ、場所や規模など詳細は伝えられず、情報も晩さん会終了まではオープンにしないように…とのことでしたので、これまで口外できなかったのですが、まさか首相公邸(旧首相官邸)に入る機会が与えられるとも思いませんでしたし、まさか総理の隣の隣で会食を共にできるとも思いませんでしたし、外交儀礼に則った正式の⁉晩さん会を経験できるなど、思っていませんでしたので、その全てを目に焼き付けるべく、五感を研ぎ澄まさせて、十二分に堪能してまいりましたっ!(何となく、詳細を語ることが許される雰囲気でもなかったので、この辺で自粛したいと思います…関連報道資料はこちら)
ところで…
晩さん会といえば、勝手に迎賓館っ!と思い込んでいたので、会場が首相公邸であったことを不思議に感じ、少し調べてみました。
すると、外交儀礼上、賓客にもランクがあって、今回の大統領の訪日における賓客クラスは、国賓、公賓に次ぐ公式実務訪問賓客だったようです(もちろん、大統領は国家元首なので、国賓にも、公賓にもなり得る存在なのですが、今回の訪日の目的等に照らすと、公式実務訪問賓客待遇が適当だったということなのでしょうね!)。
いずれにしても、外交儀礼を伴う公式訪問であったことには違いありません。
その香りを感じることができただけでも、個人的にも、一生の思い出となりました。
これはいよいよ、来年のオリパラの事前合宿では、気合いを入れておもてなしをしなければなりませんねっ!