
今更申し上げるまでもなく、県央4医師会が運営されている応急診療所は、私たちの住む地域の一次救急を担う重要拠点として、また二次救急以上へのファーストタッチポイントとして、必要不可欠ですし、開設前から、このことについては声高に主張をしてまいりました。
お蔭様で、加茂市長さんが交代され、藤田市長さん誕生後は、加茂地域消防本部の救急車両がこの応急診療所へ問い合わせ、或いは搬送するようになるという1年前までは予想も付かなかった環境改善が訪れておりますし、ハード整備を担う市町村の負担金拠出に対しても、加茂市さんが一転、前向きな立場となられたことも周知の事実であります。
私は、この問題の当事者ですし、これらの全てを政策的に、つまり理性の世界で、しっかりと整理し、今日に至るまで様々な課題を解決してきた自負心があるのですが…
昨日、子どもが急に発症して、応急診療所のお世話になりました。
お蔭様で大事に至らず、胸を撫で下ろしているところなのですが…
この一家族としての原体験の方がよほど、応急診療所の重要性が心底理解できるのですよね…
言葉と行動の違いなだけで、“応急診療所が必要不可欠である”という本質には何ら差異はないのですが、何なのでしょうか、この圧倒的な腹落ちの差と来たら…
少しだけ、市長としての言葉の力に自信を失ってしまいました…
トホホ…