
それでは大量に溜まりまくった話題を、足元から愚直にコツコツと…
というわけで、昨日、下田郷の諸橋轍次記念館で開催された“流觴曲水”の話題から…
毎年、同記念館では著名な漢学者であった博士の名を冠した漢詩大会が開催され、全国有数の規模、そして地位を有するが故に、優秀賞の受賞者はほぼ全てが県外という、まさに全国レベルの大会となっているのですが、この大会の大きな特徴の1つが、優秀賞受賞者には、中国古来の優雅な遊び“流觴曲水”を楽しめるという特典が付いているというもの(関連記事はこちら)。
しかも、同宴には駐新潟中華人民共和国総領事も同席いただくほか(本当に公務ご多忙の中ご出席いただき、孫総領事様、ありがとうございました!)、座石も四阿も全て中国政府から寄贈いただくだけでなく、全ての資材、大工も中国大陸から送り込んでいただき、造成いただいたホンモノを使用できるという贅沢さっ!
で、私も毎年楽しみにしているのですが、1つ難点がありまして…
この遊びには、高度な知識が必要であるということ…
ということで、ここでは、この遊びをほんの少しご紹介させていただきます。

まず、川のせせらぎの傍に置かれた紹興産の座石(これが本宴の正式なものだそうです)に座り…

杯が上流から流れ来るまでの間に、与えられたお題である最後の字(ここでは“中”)に着想を得て詩想を練り…

七言律に認め、朗詠したのち…

杯を上げる…
というのが一連の流れなのですが、まぁ、素人にできるわけがありませんっ!
もちろん、カンニングペーパー付きですっ!
が、風流な雰囲気を味わうには十分です。
皆様も来年チャレンジしてみては如何でしょうか?