2020年01月29日

新型コロナウィルスに関する三条市の姿勢について

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中国湖北省武漢市を中心に広がりを見せている新型コロナウィルスですが、三条市も関係する事項がありますので、それぞれについての現時点での基本的考え方をここに記したいと思います。

まずは、以前拙ブログでもご紹介させていただいた重慶マラソンへの市民選手団の派遣について。

本件については、@開催する3月22日まで2ヵ月程度余裕があること、A開催都市である重慶市が本大会についていかなる判断も下していないこと、から、今しばらくの間、情報収集に努めることに留め、三条市としての判断は留保することとしました。

次に、友好都市を締結している各都市への対応について。

三条市は現在、中国の地方都市では、@湖北省にある鄂州市(武漢市の隣に位置しています)と、A直轄市である重慶市巴南区、との間で友好都市を締結しており、いずれの都市とも、新型コロナウィルス罹患者が認められている状況ですし、このうち、重慶市からは、駐重慶日本国総領事館を通じ、医療物資に関する支援要請をいただいております。

そこで、三条市では、これまでの災害発生時に関する支援実績等を踏まえ、何らかの措置を講ずるべく、現在検討を進めているところであり、近く対応を決定していくこととしております。

最後に、今のところ、我が国が講じた措置に対する市民の皆さま方への支援について。

本件につきましては、厚生労働省を中心とした対応策が周知され始めたところであり、三条市としましては、これらの内容を随時、市ホームページに掲載してまいりたいと考えておりますので、宜しくお願い申し上げます。



写真は、昨年8月に中国出張したときの武漢の様子。

市内ではほぼ見かけなくなったオールド中国の象徴ともいうべき屋台が珍しく残っていたので、思わず写真に撮ってしまいました。

今考えれば、このときは本当に平和でした…
posted by 国定勇人 at 16:08| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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