2020年02月25日

災害対応に更に厚みが増します。

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ここ最近、多くの企業の皆さまから、三条市の災害対応に関する具体的なご提案をいただいております。

どれも素晴らしい提案ばかりでありますので、その幾つかをご紹介したいと思います。

まずは、ヤマト運輸さんからのご提案。

これは、三条市がかねてより課題として認識しつつも、それを解決する術を持ち合わせなかったところを助けていただいた提案でありまして、その提案内容はズバリ“災害物資の受入れ及び搬出入体制の確立に係るノウハウの提供”でありました。

これは本当にありがたいっ!

皮肉なことに、私自身、全国各地にお招きいただく防災関係の講演の中で“我々はいざ発災すると、その瞬間にクロネコヤマトの宅急便の任務を負うことになる”とたとえ話を交え、危機感を伝えてきたのですが、まさにそのご本尊様から救いの手を差し伸べていただいたのですからっ!

昨年の防災訓練に続き、今年の防災訓練でも、ご指導をいただく予定としております。

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続いては、三菱自動車さんからのご提案。

この一見普通の外観を持つ自動車でありますが…

よくご覧いただくとお分かりのとおり、このクルマ自体が給電機能が付いているのです。

どころか、走行用のガソリンを用いて発電した上で、蓄電、給電まで行う、云わば“動く非常用電源設備”。

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実際、昨年の千葉の台風被害の際に発生した大規模停電の際にも大活躍したのだとかっ!

いざとなったときに、近隣県を含め、相当規模の台数の支援をいただく運びとなりましたっ!

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最後は、あいおいニッセイ同和損害保険さんからのご提案。

こちらは体育館のようなプライバシー空間が十分に確保されないような避難所などにおいて、授乳などができる空間を確保することのできる段ボール製の即席個室。

段ボールといっても、かなり厚めのため、音も含めたプライバシーがある程度保たれる仕掛けとなっております。

こうした各種支援や提案の積み重ねによって、三条市の災害対応は益々厚みを増していくことができます。

全ての皆様方に、心から感謝申し上げたいと思います。
posted by 国定勇人 at 11:45| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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