
東日本大震災発生から9年を迎えました。
市内では、未だ73名の方々が避難生活を送られております。
“最後の1人が生活再建に一定の目途を付けるまで、三条市は全力で寄り添い、支援し続ける”とあのときお約束したことを果たすべく、今も週1回、避難元の浜通りの情報を纏めた情報誌“浜通り×さんじょうライフ”を発行し、手配りでそれぞれのお宅に訪問し続け、週1回の庁議では市内避難者の動向を庁議メンバー一同が確認、情報共有する、地道ですが大切な作業を続けております。
今年は、新型コロナウィルス感染症対策として、政府からの要請のあった自粛期間にも重なるため、やむを得ず追悼式典を中止する運びとなりましたが、被災時刻には執務室より謹んで哀悼の意を捧げたいと思います。
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市内小中学校の卒業式を従来通りの形で、3月24日に執り行うこととしました(関連資料はこちら)。
この判断に至る考え方の基本となるイベント開催の是非に係る新たな自主基準を本日の記者会見で発表しましたが、この考え方についてはまたここに改めて書き記したいと思います(現在の三条市における新型コロナウィルス感染症対策については、こちらをご覧下さいませ)。