とはいえ、新型コロナウィルスにいささか振り回され気味なのも否定しがたい事実でありまして…
気が付けばもう年度末っ!
今週火曜日には、市長の二大権能の1つである人事権を発動し、4月1日付けの来年度人事を内示したほか(関連記事はこちら)、同日には三条市議会3月定例会の最終日に臨み、もう1つの大きな権能である予算編成権を発動し提案した、来年度当初予算もまたご議決をいただき、ここに来年度三条市政の骨格が整うこととなりました。

さて…
同じく年度末といえば、社会インフラ整備についても一定の区切りを迎える季節となります(この点については、全国的にも“年度末になると駆け込み的に道路工事が慌ただしく行われ、渋滞が激しくなる!”とか、これは誤解が走っている根拠なきご指摘なのですが、“獲得した予算を消化して、既得権益を守りたいがために無駄な工事を年度末に何故か行う!”とか色々とご批判をいただきますが、私ども市町村は、法支配の下、予算単年度主義を財政運営の大原則に置いているため、様々な工夫を施しつつも、どうしても事業完成が年度末に偏りがちになることは避けがたいのが正直なところです…何卒、ご理解いただければと存じます…)
三条市内でも、工事期間中、何かとご不便をお掛けしていた事業の幾つかが完了する見込みとなっております。
道路関係でいえば、例えばこちら。
道路拡張とはいえ、1年以上の長きにわたり踏切封鎖を余儀なくされていた西中踏切も、ようやく交互通行可能な形で、本日(!!!)踏切の利用再開となりましたっ!
私自身も何度も不便さを感じてきた路線ですので、近隣の皆さまにとっては本当に不便を強いてしまった路線の1つだと思っております。
長らく申し訳ございませんでした。
それにしても…
踏切に係るJR協議は本当に厄介なものでありまして…
例えば、この踏切も数を増やすわけでもなく、踏切の幅を広げるだけなのに、それ相応の道路幅に相当する近隣の踏切の廃止をJRさんから要求されてしまいます…(これはこれで本当に悩みどころなのですが、話が相当脱線してしまうので、皆さまにも問題の存在だけを知っていただきたく、問題提起だけさせていただきます…)

こちらは同じ道路事業でも、より広域的な効果が期待される県事業の1つである国道403号小須戸田上バイパスです。
この開通により、三条市に隣接する加茂市から新潟市に至る山沿いのアクセスは格段に向上することとなります。
残るは加茂市から三条市に至るまでの路線…
何とか令和5年度の県央基幹病院の開院までには三条市内の広域道路までタッチしていただきたいと切に願っていますっ!