
さて…
ここで改めて、4月1日に政府レベルの専門家会議が取りまとめた“新型コロナウィルス感染症対策の状況分析・提言”において示された、現時点での私たち(三条市民を含む新潟県民)が取るべき行動指針について、書き起こしていきたいと思います。
花角県知事が表明されているとおり、本提言における新潟県の地域区分は“感染確認地域”です。
この“感染確認地域”において専門家会議が求めた私たちが取るべき行動指針は極めてシンプルです。
つまり、@人の集まるイベントや「3つの密(“換気の悪い密閉空間”“人が密集している”“近距離での会話や発生が行われる”という3つの条件が同時に重なった場のことをいいます)」を徹底的に回避する対策をした上で、感染拡大のリスクの低い活動については、実施する、A具体的には、屋内で50名以上が集まる集会・イベントへの参加は控えること、B感染拡大の兆しが見られた場合には、感染拡大のリスクの低い活動も含めて対応を更に検討する、の3点です(今回の提言では、この段階における屋外イベントの是非については言及すらされていませんが、この点についてはいずれの機会に書き起こしてみたいと思います)。
実にシンプルですよね?
また、「3つの密」を徹底的に回避する対策として、感染拡大段階のいずれに区分されているかを問わず、@人混みや近距離での会話、特に大きな声を出すことや歌うことを避けること、A夜間から早朝にかけて営業しているバー、ナイトクラブなど、接客を伴う飲食店業への出入り、カラオケ・ライブハウスへの出入りを控えること、Bジム、卓球など呼気が激しくなる室内運動の場面で集団感染が生じていることを踏まえた対応をすること、を求めておりますし、このうちBについては、「密」の状況が1つでもある場合には普段以上に手洗いや咳エチケットを始めとした基本的な感染症対策の徹底にも留意することを更に求めてきております。
それでもなお、シンプルですよね?
以上のことを念頭に置きながら、日常生活を送っていただく…
これが、4月9日今日時点での私たち三条市民を含む新潟県民が取るべき行動です。
こうした行動を行いやすいようにサポートするため、私たちは、“新型コロナウイルス感染症対策に係るイベント実施、施設利用等の対応方針(暫定版)”を定め、運用を続けております。
自らの行動で判断に迷いが生じたときには、私どもの対応方針も参考にしていただければ幸いです(私どもの感染症対策全般については、こちらをご覧下さいませ)。