2020年04月11日

今回の危機は社会変革を促すのか…

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先日、道の駅“庭園の郷保内”が重点道の駅に選定され、その選定証授与式に臨みました。

今回の選定は、同駅が子育て支援を重視した運営方針が認められたと聞いております。

花も木も充実しているこの時期でありますし、まさに“3つの条件が同時に重なる場(3密)”からは完全に解放された豊富な屋外空間を持つ施設となっておりますので、是非ともご家族で足をお運びいただければ幸いですっ!

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さて、今回の授与式には、一番の主役である駅長の姿がありませんでした。

何でも、数日前に、緊急事態宣言発令対象地域の1つである兵庫県にどうしても行かなければならない予定があり、私どもの要請を受け、現在2週間の自宅待機を余儀なくされているとのことでした…

これはこれで大変残念なことであったのですが、私が注目したのは、自宅待機後の駅長の動きであります。

俗に言うテレワークを実施して、通常業務を行っているのだとかっ!(彼女の動静はこちらのツイッターからご確認くださいませ)

今まで“責任者は現場にいるもの”という思い込みがあったのですが、今回の新型コロナウィルス感染症拡大に起因する様々な制約が、これまでの(もしかしたら盲目的に継続してきただけだったかもしれない惰性的な)商慣習の1つひとつを打ち破り、結果として、何か大きな社会変革を引き起こすのかもしれませんね…

例えば…

私どもも、職員が新型コロナウィルスに感染した場合の事業継続の考え方の整理を始めたところですが、仮に、鎌倉市長さんがご自身のツイッターで(目的は別ではありますが)示唆されている、@更なるテレワークの推進、A時差出勤、B平日勤務を土日に振り替えての出勤、を私どもの事業継続計画に積極的に盛り込むようになると、極論を申し上げれば、“仕事は平日、休みは土日”という呪縛からも解放され、職員1人ひとりにとっては“週休2日制、1日8時間勤務”を維持しつつも、市役所全体としては“平日土日問わずの開庁(或いは24時間365日オープン)”が可能となるかもしれませんし、瞬間ごとに切り出せば、登庁職員を現在の例えば半分に抑え込むことにより、職場環境の劇的な改善に繋がるかもしれません。

今こそ、“思い込みを振り払え!”を発揮すべきタイミングなのかもしれませんねっ!

新型コロナウィルスに振り回されるだけでなく、この危機を通じて“思い込みを振り払う”改善を積み重ね、この危機を乗り越えた暁には、世界一のリーズナブルな社会環境が整っていた(言い方を変えれば生産性革命を遂げてしまった)、そんな日本にしていきたいですね。

少なくとも、三条市は、それを意識した対応を図っていく覚悟で臨みますっ!

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再び、道の駅“庭園の郷保内”の話題を…

入り口付近に、紙おむつの自動販売機がこのような形で設置されています。

珍しくありませんか?

是非、お越しの際には、覗いてやってくださいませ!
posted by 国定勇人 at 13:29| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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