
本日、幾つかの動きがあったので、それぞれに関する雑感を幾つか…
まずは、新潟県教育委員会が県立高校などについて、明後日15日から5月6日までの休校を決めたと発表された模様…
それに加え、県内各市町村教育委員会に対しても、同様の要請を行う方針との報道が…
いかなる判断要因があって本決定をされたのかは現段階では不明ですが、保健所を有し、感染症対策に関する一義的な責任を有する新潟県の判断ですので、三条市(及び三条市教育委員会)はこの決定に従うべきだと考えております(私たちでは知り得ない“何か”を新潟県が把握している可能性もありますしね…)。
その上で…
実は、再び休校措置が講ぜざるを得なくなるかもしれないとの予測の下、先週から遠隔教育に関する検討を進めるようにと指示を出していたところですが、生煮えながらもこれを実行に移すタイミングもまた併せて到来したと考えております。
基本的には、@始業・終業時刻にはクラス単位でウェブ等を通じた顔合わせの場を設け、児童・生徒の生活リズムを整える、A授業単元ごとのエッセンスをまとめた動画配信(youtubeなどに教科担任等が随時投稿。セキュリティを保つ必要がないので、恐らくこの方が楽だし、コストゼロ)と教科書とを組み合わせた授業展開、B分からないところはテレビ電話等で随時コミュニケーションを図る、で疑似的な学校生活を展開できると踏んでおります。
もちろん、3月と同様、就業等の事情により家庭での日中の滞在が困難な児童・生徒について、学校が預かることは続けますが、上記方法であれば、こうした預かり児童・生徒と仮想空間上の児童・生徒の両方を見据えた学校生活も可能になると思われます。
なお、殆どのご家庭にパソコンを始めとする何らかの端末はあるものと考えておりますが、一両日中に、こうした課題もクリアした上で臨まなければなりませんので、私たちも、情報政策当局も巻き込みながら、全庁的体制の中で、早急に遠隔授業体制を講じてまいりたいと考えております。