2020年04月21日

冷静な対応をお願いします。

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今ほど、花角県知事は、新型コロナウィルス感染拡大防止のための緊急事態措置として、社会生活を維持する上で必要となる施設を除く大半の民間施設を運営する事業者に対し、それらの施設の使用停止要請(休業要請)を発表されました。

これは、東京を始めとする13の特定警戒都道府県が講じている措置と基本的には同じものとなります。

この緊急事態措置を受け、不安感が更に増した方が数多くいらっしゃると思います。

“全てのスーパーやホームセンターも営業を自粛するのではないか?”との不安から、“買い溜めをした方がいいのかな?”との思いに至り、まさにそれらの商業施設に駆け込む衝動に駆られている方も少なからずいらっしゃるかもしれません。

でも、そんな貴方の行動が地域社会にダメージを与え、社会混乱に拍車を掛けることを忘れないで下さい。

食料品など生活必需品を扱っているスーパーやコンビニ、ホームセンター、或いは私たちのお腹を満たしてくれる飲食店など、“社会生活を維持する上で必要となる施設”は休業要請をしないどころか、むしろ維持していただかなければならない施設として列挙され、その社会的期待に応えるべく、それぞれのお店などの皆さんは、安定的にサービスが維持できるようにとあの手この手を考え、対応準備を進めていただいています。

ただ、これも、買い溜め、買い占めの行為に走る人さえいなければっ!ということが前提でのお話です。

不安に駆られたこうした行動は更なる新たな不安を生み出し、それが負の連鎖となり地域社会を機能不全に追いやっていく…

私たちは、こうした現象を何度も何度も歴史の教科書で習ってきたはずです。

今こそ、理性を働かせ、落ち着いた冷静な対応をいつも以上に心掛けるべきときです。

社会経済システムの偉大さを信じて、生産、物流、そして小売に携わり、今日も私たちのために汗をかきながら頑張っている方々を信頼して、いつもと同じ購買行動を心掛けていきましょう。

使用停止要請(休業要請)を受けられた皆さま。

本当に大変な事態となりましたが、何とかこの難局を乗り越えて下さい。

使用停止要請(休業要請)に関わる全ての物事は新潟県に属することで、残念ながら、私たちは何も力にはなれませんが、先日発表させていただいた三条市独自の経済支援策はお使いいただけます。

その申請受付については明後日から開始しますが、この点については明日改めてご紹介させていただきますので、もうしばらくお待ち下さいませ。

(三条市では、市内飲食店を応援するため、“#三条エール飯プロジェクト”を展開中です。例えば、三条タクシーさんの新たな宅配サービスを組み合わせれば、ウーバーイーツ気分で市内飲食店の美味の数々を堪能できますよ!)
posted by 国定勇人 at 17:16| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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