
新型コロナウィルス感染症拡大の影響は、三条市内でも例えば飲食店などでかなり深刻な形となって表れております。
今後、私たちのまちの基幹産業ともいうべき製造業に対しても、近い将来、リーマンショック並みか、或いはそれ以上のインパクトでダメージを与えかねません。
三条市は、飲食店はもとより、製造業や金物卸売業であっても、その圧倒的多数は中小企業、それも小規模事業者や個人事業者によって成り立っているまちです。
こうした方々に対する政府からの支援として、従業員に対しては雇用調整助成金を通じて、事業主に対しては持続化給付金という形で支援策が整えられておりますが、雇用調整助成金には上限額が定められ、持続化給付金に至っては定額給付となっており、それだけでは、“新型コロナ以前”の生活を維持することが困難であることは火を見るより明らかです。
こうした状況の中にあって、私たちにできることは何か…
それは“政府による1人当たり10万円の特別定額給付金を一刻も早く三条市民の手に渡すことである”。
私たちはそのように考え、これまでその準備を進めてまいりました。
その際の最初の難関は、議会の協力を仰ぎ、国会での補正予算成立(4月30日予定)後速やかに臨時会を招集し、即日議決をいただくこと。
これにつきまして、大変ありがたいことに、本日議会運営委員会を開いていただき、補正予算成立予定の翌日(5月1日)に臨時会を招集することをお認めいただき、即日議決の道が開かれることとなりました。
こうした難局であることを理解し、最大限の協力を惜しまない議会の皆さまに、心から感謝申し上げたいと思います。
これがクリアされれば、あとは市役所職員が一丸となってスピード感を持って、スピード給付を実現していくだけです。
現在まさに精査中でありますが、5月半ば前には何とか給付開始できるよう(申請手続はその前になります)、全力を尽くしてまいります(制約が多いためあまり利用できる方はいないと思いますが、マイナンバーカードによるオンライン申請であれば、もっと早く給付ができるようになると思います)。
世間では、“給付金を受け取るべきか否か”“どのように活用すべきかどうか”などなど、侃々諤々の議論が巻き起こっているようですが、三条市民はまずはみんなで一緒に受け取っていこうではありませんかっ!(もちろん、私も受け取ります)
まずはそこに全力を尽くしていきたいと思いますっ!
もちろん、上述の議論そのものを否定するものではありません。
走りながら考え、良き道があるのかないのか、あるのであればそれはどのような道なのかを模索していきたいと考えております(この過程の中で、私自身の使い道を考えたいと思います)。
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一日も早く…ということでは、昨日から始まった、三条市独自の中小企業主、個人事業主向けの持続化給付金の前借り支給(この概要については明日でも拙ブログで補足説明したいと思います)に新たな協力者が生まれましたっ!
それは、三條信用組合さんっ!
三条信用金庫さんに続いてのご参加です。
本当にありがとうございますっ!
三條信用組合さんからは来週月曜日(27日)からご参加いただけるとのこと。
本当に頼もしい限りです。
多くの応援をいただきながら、三条市は、この難局を官民挙げて乗り越えてまいりますっ!