
本日午前11時から、新型コロナウィルス感染症対策に関する知事と市長村長との意見交換の場が持たれました。
市長就任以来、かれこれ13年半近く経過しておりますが、こうした重大局面を迎えた幾つかの過去の場面においても、なかなかこうした場が設けられたことがなかったので、場が設けられただけでも感謝しなければなりませんし、市町村との連携を重視する花角県知事の基本姿勢を高く評価したいと思います。
私も含め各市町村長とも、これまでの想いを一度に吐き出すが如く意見具申したため、あっという間に2時間を超過してしまうほどの会議となってしまいましたが、一般論としてありがちな、県に対する一方的な要求、要望、陳情、突き上げといった場面に陥ることは殆どなく、@県を跨いだ往来に関する姿勢、A(@をある程度担保した上での)県内限定型の社会・経済活動の再始動・再構築(例えば、県民限定型の県内観光の振興)、B学校再開に当たっての留意点の整理、CPCR検査の拠点整備・情報公開、D新たな生活様式を取り入れた事業体に対するお墨付きの在り方、といった論点に自然と整理した中での意見陳述が行われ、それぞれ実に建設的なものになったのではないかと自己評価しております。
(私自身は、@に加え、政府レベルの整理論と県のスタンスの関係性の明確化の2点を中心に意見具申しました)
県では、私たちの意見に、本日より立ち上がる新潟県版有識者会議における委員からの意見を踏まえ、対応を決定する見込みであり、少なくとも私が書いているこの瞬間においては、県の新たなスタンスは確定しておらず、私ども三条市としての各種整理も明日まで持ち越すこととしましたが、今後とも、こうした意見交換の場が持たれ、コンセンサスを得ながら、最終的な意思決定がなされるというプロセスが確立されれば、万事今以上に物事がスムーズに運んでいくのではないのかと期待しております。
というわけで、今日の段階で報告申し上げることはありませんが、今日の動きだけ取り急ぎお伝えだけさせていただきます。