2020年05月16日

県外との往来はもう少しガマンっ!

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昨夕、緊急事態宣言からの解除を受けた新潟県が新たに知事メッセージを発出しました。

これにより、県内は“過度に恐れる”から“正しく恐れる”にシフトダウンすることとなるのですが、ここで注意しなければならないのは“県内は”ということです。

県外との往来については、知事メッセージにも“県をまたいだ不要不急の移動については、国内における緊急事態宣言が全て解除されるまでは、引き続き、厳に控えていただきますようお願いいたします”とあるとおり、引き続き“過度に恐れる”ことを要請し続けております。

全体的なトーンとして気の緩みが起こりかねない状況だからこそ、そして、県内における(“新しい生活様式”に基づくとはいえ)日常生活、社会・経済活動を今後継続的に維持できる環境を構築するためには“新型コロナウィルス感染症を県外から持ち込まない、持ち込ませない”が欠くことのできない条件だからこそ、“県外との往来自粛継続”というこの一点だけはもうしばらくの間、強く強くお願い申し上げたいと思います(願わくば、4月6日に発出した私からのメッセージを再度読み返していただけると幸いです)。

なお、私たちは、こうした状況となることを想定し、1週間ほど前から、“県外との往来”がどの程度の状況にあるのかを体感する目安として、燕三条駅の上越新幹線乗降者数(上り線の乗客数、下り線の降客数)をカウントし、市HPに更新し続けております(その推移はこちら)。

(欲を申し上げれば、越後湯沢、浦佐、長岡駅と燕三条駅との間の乗降客を差し引いたことがいいとか、北陸道のカウントも併せて行った方がいいとかといったことはありますが、前者についてはこの目安の含意はトレンドを見ることであること(これまでの1週間の数値で、@通勤客等の県内間を移動する日常的利用者、Aやむを得ない県を挟んだ利用者、の云わば“固定値”が得られたものと捉えております)、後者については一両日程度の調整期間では当該事業者の協力を得られなかったこと、から、今回のような形態となりました(JR東日本さんから調査することへの同意を頂けたことだけでも感謝しております))

私どもは、これらの数値推移について、とりわけ来週月曜日からの数値がトレンドと乖離していないかどうかに深い関心を抱いております。

“県外との往来自粛”が継続できるかどうか…

今がその剣ヶ峰であります。

何度も申し上げますが、私たち市民の日常生活、社会・経済活動を持続できるかどうかは全て、来週月曜日以降もこの点の意識、行動自粛が継続できるかどうかに掛かっております。

何卒、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

なお、来週以降の数値推移が、過去1週間のトレンドと明らかに異なると判断した場合には、三条市独自に何らかのアクションを起こしていくつもりです。全ては“三条市内に新型コロナウィルス感染症を持ち込まない、持ち込ませない”ためであるとご理解頂ければ幸いです。



昨日の県の新たな方針を受けた三条市としての基本的考え方等の整理は、今日中にまとめきれず、明日に改めて行うこととなりました…

大変申し訳ございません。

確定次第、拙ブログでもご報告申し上げる予定ですので、何卒宜しくお願い申し上げます。
posted by 国定勇人 at 17:18| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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