
時間がないので、短めに…
感染症対策に関する権限を一切持ち合わせていない三条市でありますが、“新しい生活様式”に対する三条市としての基本的考えを整理するに当たり、少し悩んでおりまして…(とはいえ、何となく結論には達しているのですが…)
新潟県の現在の状況を俯瞰すると、@新型コロナウィルスは県外(感染拡大地域)からやって来る、Aこのため、感染者が発生すれば、クラスター対策を講ずれば、感染拡大を抑えることができる、という3月上旬に似た状況に落ち着きつつあると思うのですね。
こうした場面では、感染リスクを軽減するための“新しい生活様式”はもちろん取り入れなければなりませんが、その取入れ度合いは東京並みにまで高める必要が本当にあるのかどうかという点については、もう少し議論があっていいのではないかと思っております。
何故そんなことを言い始めているのかといえば、信頼できる複数の人から構成されるグループを家族しか認めないようなレベル(≒外出自粛)が本当に今の新潟県に相応しいのか、2メートル以上の間隔が確保されてもなおマスク着用を求めることが今の新潟県に必要なのか、といった要求水準と先ほど申し上げた新潟県における実態とに乖離があるような気がしてならないからです。
少なくとも、三条市では、この乖離が少しでもなくなるような運用を導入していきたいと思っております。
そうでなければ、社会・経済活動との両立は実現できないと思っておりますので…