本日の県市長会では、新潟県から福祉保健部の松本部長がお見えになり、昨今の新型コロナウィルス感染症の対応状況と地域医療構想の今後の在り様について、1時間余り講演をいただきました。
松本部長は厚生労働省からの出向組で、地域医療構想のスペシャリストであるのと同時に、ダイアモンドプリンセス号事案で新型コロナウィルス感染症対策の最前線で従事されていた方なので、まさに直球ど真ん中のテーマでした。
内容そのものは導火線が至るところに散りばめられている痺れる内容となっており、地域医療構想を全県的に進めていくためには、少なくとも松本部長の頭の中身を私たち自身がもっと共有する必要がありそうですが、その端緒としては、今回の講演はとてもいい機会になったと思います。
特に、1時間の講演に173ページに及ぶ資料で臨むところに、松本部長の執念、情熱、エネルギーを感じましたし、失礼ながら、これまでの県の姿勢とは格段に異なる真剣度、本気度を窺うことができ、少なくとも意見が合致するかどうかは別にして、松本部長が頭の中で考えていることを偏見を持たずにまずは素直に拝聴したいと心底思うことができました。
そういう意味では、今後20年先を見越した地域医療の在り方を議論する良いスタートが切れたのではないでしょうか?
松本部長の日程が合えば、個別に時間を設け、勉強させていただきたいと思っております。
(それにしても、とんでもなく暑い日が続きますね…くれぐれも熱中症にならないように、こまめな水分補給など体調管理に十分にご留意くださいませ。)