2020年09月07日

【読書感想文】「5G革命」の真実〜5G通信と米中デジタル冷戦のすべて〜

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少し時間ができたので、読書感想文シリーズを…

新型コロナウィルス感染症の感染拡大どころか、そんな声が全く耳にも入らなかった昨年末のこと…

幸運にも日頃から温かく見守って下さり、適切なご指導を頂いている佐藤信秋参議院議員から「市長は郵政省出身だよね。この本を読んで5Gのことを解説してくれないか?」と渡されたのが、本日ご紹介する"「5G革命」の真実"という本。

郵政省勤務時代からもデジタル弱者の代表格と揶揄されていた私にとって鬼門の分野なのですが、佐藤先生から薦められては読まないという選択肢などはありません!

で、総務省(旧郵政省)退職後、初めてといっていいこの分野の本を読み終えての感想なのですが…(佐藤先生には、新型コロナウィルス感染症の感染拡大前にお伝え済みです…ということは、どれだけ、読書感想文をサボっているのかがバレてしまいますが…)

5G通信の導入が4G通信導入時と違って、どうしてこれほどまでに我々エンドユーザーに響かないのかがよく分かりますし、それにも関わらず、何故5G通信を導入する必要があるのかもよく解説されております。

そして何よりもありがたいのが、トランプ大統領が5G通信網整備において、何故あそこまで中国系企業の参入を拒絶しようとしているのかを素人にも分かるレベルで紐解いてくれていること(それと同時に、自動車メーカなど既存の企業が5G通信導入の恩恵を受ける勝ち組になるためにはどういうところを意識してビジネスモデルを構築していかなければならないのかも併せて解説してくれております)。

とにかく、分かりやすい本です。

きっと、佐藤先生も、私がキチンと読み上げるようにという配慮で宿題を課して下さったのでしょう。

というわけで、時期を逸した感はありますが、おススメの一冊です!
posted by 国定勇人 at 16:26| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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