2020年09月25日

議長に退職を申し出ました。

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本日は三条市議会9月定例会の最終日。

本会議の始まる30分前の9時半、議長に市長職を辞する旨の申し出を行いました。

また、そのご開会された本会議において、議員の皆様方に退任のご挨拶をさせていただきました。

やはり感慨深いものがありますね。

スマートに退任挨拶を終える予定でしたが、登壇した瞬間これまでの市長生活14年近くが走馬灯のように脳裏を駆け巡り、声が震え、涙が込み上げるのを抑えるのが精一杯という体たらくでありました。

災害発生など深刻な緊急事態が発生しない限り、本日を以って意思決定の場には参画せず、予めお約束をさせていただていたお客さまとの面会、各種イベントや外部との会議への出席のみの公務となるとはいえ、正式な市長退任日は10月15日でありますので、皆さまには改めてご挨拶をさせていただこうかと思っておりますが、想いの大半については簡潔に議場での退任挨拶にまとめておりますので、ここにその全文を添付致します。

ご笑覧いただければ幸いです。

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議長より、議員各位にご挨拶させていただく機会を与えていただきました。

本当にありがとうございます。

本日の本会議に先立ち、市長職を辞する旨の申し出を議長にさせていただきました。

私の正式な市長退任日は10月15日となるところでございますが、本議場においては最後の登壇の機会となると思い、少し早いかもしれませんが、退任の挨拶をさせていただきたく存じます。

平成18年11月12日の三条市長就任以来、凡そ14年間、議員各位には大変お世話になりました。深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

また、この場をお借りいたしまして、市民の皆さま方にも心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。私自身は1つひとつの政策について、できる限り多くの声を伺った上で、それこそ脳漿を絞り出す想いで考えを巡らし、そのとき考え得る、三条市の現在、そして三条市の将来を踏まえた最善の政策判断をしてきたつもりですが、その政策判断により全ての方々のお気持ちを満たすことは叶わず、複雑な思いをされた方々も少なからずいらっしゃったのではないかと推察しております。私が行ってきた政策の是非はまさに今を生きる市民の皆さまが、そして将来の市民が判断されることではありますが、私としてはその都度考えられる限りの最善の選択を取ってきたとはいえ、1つひとつの政策判断の中でそうした気持ちを抱かせてしまった市民の皆様方に申し訳ない思いでいっぱいであります。

さて、議員各位とは14年もの長きにわたり、この議場において様々な議論を積み重ねさせていただきました。

私は、この1つひとつの議論の積み重ねこそ、二元代表制の真骨頂であり、「地方自治は民主主義の学校」といわれる所以の体現化そのものであり、三条市政をより豊かでより奥深いものにしてきたものと確信しております。

思い起こせば、平成23年の3月市議会定例会の最終日。私は、国民健康保険税率の引上げ幅を巡り、結果的には市長人生で唯一の事実上の議会否決の憂き目に会いました。私自身にとっては、それこそ様々な要素を勘案し、考えを巡らせた上での最善の引上げ幅だと自負して臨んだ議案でしたので、全会一致での修正案可決は苦い思い出であることには違いがないのですが、それと同時に、3月定例会における議論を通じて、「私どもの提案より議会側の理屈の方が理に適っているかも…」と是認している自分がいたこともまた否めない事実であります。これこそまさに、この議場が二元代表制の舞台装置として今もなお生々しくも生き続けているその証左なのではないでしょうか。

私は、この議場が二元代表制の舞台装置として形骸化せず、生々しくも生き続けていくことこそが三条市発展の原動力となり、三条市発展の鍵となることを固く信じております。

私は本日ここに、議場での最後の足跡を残して去るわけでありますが、議員各位がこれまで同様、否、これまで以上にこのまちの発展のために議論を尽くされることを期待し、私の一度限りの人生の全てを賭けてみようと決心させた、この愛する三条市が引き続き明るい将来に導かれることを共に希いながら、退任の挨拶の結びと致します。

これまで、14年の長きにわたり、大変お世話になりました。

議員各位の今後益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。本当にありがとうございました。
posted by 国定勇人 at 13:12| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする