2007年10月04日

観光ビジョン

八木鼻観光講演昨日のことになりますが、日本政策投資銀行参事役の藻谷浩介さんを講師としてお招きし、道の駅漢学の里で観光振興講演会を開催いたしました。

この藻谷浩介さんですが、今年の5月にも来条いただき、中心市街地活性化をテーマにお話しいただきました。(そのときの記事はこちら。)

その際の控え室で、以前から、藻谷さんの考え方にシンパシーを感じていたことも手伝って、「次回は観光をテーマにお話いただけませんか?」と、ダメ元で(この藻谷さん、1年間で400回以上の講演などをこなされているスーパー忙しい方なのです!!!)お伺いしたところ、「いいですよ。」とのこと。

そんなことで、その日から日程調整をしてから4ヵ月後の昨日、ようやく実現する運びとなりました。

場所も三条市にとって観光資源の宝庫である下田地域の漢学の里を選びました。

また、講演に先立ち、NPO法人しただテラ小屋が運営している庭月の古民家に藻谷さんをご案内しました。なぜならば、私が思い描いている新三条市の観光の基本的な方向性に近い姿を(口では説明しにくいので)目で見ていただきたかったからです。藻谷さんも、目を輝かして見学しておられました。テラ小屋の皆さん、ありがとうございました。

さてさて、肝心の講演の中身ですが、ぜひぜひ、時間を割いてでも、こちらにアップされるであろう動画をご覧いただきたいです。話自体も面白いので、あっという間の1時間半だと思いますよ!!!(藻谷さんが講演の中で照会していた著書はこちらです。)

ただ、エッセンスだけ(これだけでは伝わらないと思うのですが)を資料からピックアップしますと、儲かる観光の方向性は、、、
@団体客対応から個人客対応への転換
A定番の食事メニューから地元食材使用の徹底への転換
B1泊2日客対応から滞在客対応への転換
C1度だけ客からリピータの取込みへの転換
ということです。

特に、私どもの地域ならではのものをそのまんま(本物のまんま)の形でしっかりと提供できる場づくりを作っていくということが大事だということです。

このエッセンスは極めて重要です。これこそが三条市にとっての「観光ビジョン」です。もちろん観光基本計画にも記載しておりますが、それを端的に表したのが今回の講演会のエッセンスではないかと思います。

ここが成功すれば、地場産業振興センターなどの既存施設も引っ張られて、売上げ増になると思います(この順序を間違えると、税金が湯水のようにながれていく危険性がありますが、、、)。

今、三条市では、経験者採用ということで、観光振興を担当する職員として、民間企業における勤務経験5年以上の職員を来年度採用する予定です。三条市も今一度体制を再構築してギアチェンジをしていきたいと思います。

余談ですが、講演の中で、大人の親子旅行の割合が非常に高くなっており、お金も落とすんだという話は正直意外でした。やっぱり情報収集は大切なことですね!!!
posted by 国定勇人 at 10:41| 新潟 曇り| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする