この国道8号線ですが、三条市内の一部(旧栄町一帯)だけが片側1車線となっており、その両側は片側2車線なので、まさにボトルネックとなっており、朝夕の通勤ラッシュ時には、交通渋滞が頻繁に起こる箇所となっております。
もし、この栄地域の拡幅工事が完了すれば、小千谷市と長岡市の市境から、三条市の三条燕インターまでの間の片側2車線が完成することとなります。
また、栄PAのスマートインター化が進もうとしている中で、この栄地域の拡幅工事の必要性は益々高まっていくことは想像に難くありません。
そんな中、栄商工会の国道8号線栄拡幅推進委員会が栄拡幅事業の早期実現を求める要望書を作成するとともに、栄地域の住民・企業を中心に約8,600名の署名を集めました。
私も署名した一人ですが、これらを持って、栄商工会の方々とともに、長岡国道事務所を訪問いたしました。
この署名の重みは国土交通省の方も感じていただいたようですが、他方で、道路関係予算の総額確保が難しい局面に立たされている現実を改めて感じました。
近年、道路をはじめとする公共事業関係事業費は縮減の一途を辿っております。今年はそれに加えて、関係法律が法定期限を迎えてしまうため、道路特定財源の見直しをしなければならないこととなっております。
三条市では、今回の事業だけでなく、国道289号線八十里越区間、国道403号線三条北バイパスなど、地場産業を支える流通ルートとしての基盤だけではなく、救急搬送や災害対応などの「命の大動脈」としての役割が期待されつつも、全体のパイが少ないために、事業が遅々として進まない基幹事業が数多くあります。
こうしたことを考えたとき、また、日本の産業基盤の一端を支えているのが、大都市圏だけでなく、私どものまちのように、地場産業をしっかり持っているまちにもあるということに思いをめぐらしたとき、一律の道路不要論はやはり馴染まないと思います。
人口1万人強の栄地区において、約8,600名もの署名が集まったというのは、絶対的に整備の必要性があるということではないでしょうか。
私どもはただやみくもに社会資本を整備してほしいといっているわけではないことを少しでも多くの方に理解してほしいと思っています。


