写真にありますとおり、着実に復旧工事が進んでいることがご覧いただけると思います。
順調に工事がはかどっていますのも、国土交通省、新潟県、そして、地域住民の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
上空から見ておりますと、改めて思いますのは、折角の大工事を単に治水だけに還元するのではなく、それ以外の分野にも有効活用できないかということです。
例えば、信濃川左岸の堤防道路の在り方もそうですし、五十嵐川河川敷の有効活用、そして、中心市街地のまちづくりとの組合せもそうです。
復旧工事というマイナス面からの脱却だけではなく、これをトータルのまちづくり、県央地域の社会インフラの底上げにつなげていきたいと思っています。
また、先日、三条商工会議所から、中心市街地において、この五十嵐川の復旧工事の影響で客足が鈍っており、行政支援がほしい旨の要望をいただきました。(概要はこちら)
この要望については、前向きに検討したいと思っておりますが、併せて、今後のまちづくりの方向性、つまり、町家構造といった三条らしさを活かしたまちづくりについて、一緒に検討していきましょうと併せて提案させていただきました。
今日のヘリコプター視察は、そんな想いを改めて思わせる有意義な体験でした。