

と言いながら、前にも触れたかもしれませんが、私は、子どもの頃から、大の野菜嫌いでした。
ほとんどの野菜が食べられなかったと言っても過言ではありません。
そんな私にとって最大の転機が平成15年の三条市移住により訪れます。
意識的に野菜嫌いを克服しようということで、市民農園(サンファーム)で家庭菜園を借りたりしたことも結果としてはよかったのでしょうが、まだ完全に克服できていないとは言え、今では野菜は美味しい!!≠ニ少なからず本音で言えるようになったのは、やっぱり、三条産の農産物が美味しいからだと思います。
東京は産地が遠い∞水が美味しくない≠ニいったことが原因なのでしょうか、はたまた三条は水が美味しい∞土がいい∞産地が近い≠ニいったことが原因なのでしょうか、おそらくその両方だと思いますが、三条で食べる野菜と東京とでは明らかに違いがあります。
この違い、そして三条のよさを先週改めて実感しました。三条市農村地域生活アドバイザー(農政関係は情報発信が不得手でうまくリンクが貼れません。これを逆手に取ればいいと思っていますが、三条市も上手ではありません。そんなわけで、アドバイザーの役割はこちらをどうぞ!!)の方々とのふれあいトークです。
トークそのものはもちろんのこと、昼食が美味しくてビックリ!!
秋刀魚を除いて、全て地元の農産物、もっというとアドバイザーの方々が作った野菜やお味噌などを使ったお弁当です。
ここでつながったのが先日触れた地産地消レストランなな菜≠フ話。
メニューの潜在能力は十分なので、提供の安定性+メニューに磨きをかけること、が、実現できれば、三条版なな菜≠燻タ現不可能ではないのではないか!?という話まで飛び出しました。
本当にそのとおりです。
私たちにとってみれば当たり前かもしれないことが、環境の違う方から見れば、それが宝石のように輝いて見えると思っています。
実際、昼食をいただいているときに、担当課長から、市長だったら、この弁当、いくら出しますか?≠ニ聞かれたので、(東京に住んでいると仮定して)2,000円くらいかな…≠ニ答えると、アドバイザーの方々はビックリ。だけど、実際、それくらいの価値があると思っています。
扇動しているつもりはないのですが、今、食の安心・安全に対する意識が劇的な変化を遂げようとしています。
地産地消レストランなな菜≠フような取組は、この前も触れたように、地域の活性化だけではなく、食の安心・安全への投げかけにもつながるのです。
いずれにしても、こうした目に見えるプランを象徴的な取組として練り上げながら、地産地消、食の安心・安全を図っていきたいなぁと思っています。