2018年09月11日

ものづくりのDNA

IMG_6353.jpg

えっと…

あまり更新していなかったので、先月のことから掘り起こさないと…

というわけで、先月中旬に開催された“キッザニアマイスターフェスティバルin三条”。

その様子はこちらに詳しくレポートされておりますのでご覧いただくこととしまして、こうして子供たちの真剣な眼差しを見ていると、確実にものづくりのDNAが継承されていっているのだな…と感動すら覚えます。

でも、これが確実に継承されるサイクルとして組み込まれるには、長い長い時間が必要です。

防災教育が20年を要して初めて文化に昇華するという東京大学の片田特任教授の言葉は、ものづくりにも当然当てはまります。

この取組も始めてからまだ数年…

少なくともあと十数年は続けられるようにしていかなければなりませんねっ!
posted by 国定勇人 at 15:17| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月10日

定点観測

IMG_6972.JPG

最初の市長選の際の影武者とお決まりの定点観測的ツーショット。

あの頃はあれほど似ていたのに、どこに岐路があったんだろう…

似ていた頃の面影はありますか?
posted by 国定勇人 at 17:01| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

再始動

IMG_7192.JPG

昨日、欧州出張から戻り、今日から市議会定例会です。

拙ブログも再始動!と言いたいところですが、出張中、近畿では台風被害、北海道では大地震と、全国的に深刻な災害が続いております…

自分の近況報告を始める前に、被災により尊い命を失われた皆様に対して衷心より哀悼の意を捧げますとともに、被災された全ての皆様方に心からのお見舞いを申し上げます。
posted by 国定勇人 at 15:15| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月03日

日常茶飯事ですから…

IMG_6450.JPG

中国の話題は、最後の最後。

成都イトーヨーカドーでの有意義な打合せを終え、一同で集合写真を撮った後…

IMG_6437.JPG

県外では見慣れた文字が…

“燕三条市長”。

燕三条地場産業振興センター理事長としての立場でもあったので、あながち間違いではありませんがねっ!(笑)

それにしても、海外で見ることになるとは思いませんでした。

でも、ここで必死な形相で打ち消したところで、何も得るものはありません(先方がそれを理解したところで、ものづくりのまちとしてプラスの心象変化が起こるとはとても思えません。更にいえば、どんな消費市場でも、燕と三条は別だということを認知させることが、それを認知させることに伴う莫大なコストを上回る便益が得られるのだとしたら、とっくにその路線に舵を切っておりますし、“燕三条工場の祭典”ではなく、(原案の)“越後三条工場の祭典”になっていたと思います(笑))。

ということで…

恐らく、一番眉間に皺を寄せているであろう燕三条地域にお住まいの皆様方…

県外では、この認識が一般的ですので、少なくとも、市場の販路開拓の側面においては、寛容なお心で受け止めていただければ幸いです。
posted by 国定勇人 at 12:38| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

燕三条製品の売り込み方

IMG_6464.JPG

だらだらと中国出張のことを書き綴っているうちに、ジャパンハウス・ロンドンにおける燕三条企画展オープニングセレモニー出席のため、ロンドンに旅立つ日が近付いて来てしまいましたので、今日で打ち止めにしたいと思いますっ!

今回の中国出張の主目的は、燕三条製品を中国内陸部の消費市場に展開させることであります。

そのベストプレイヤーとして考えているのが成都イトーヨーカドーさん。

何故ならば、日本の同社に対するイメージとは(失礼ながら)異なり、高級品を扱う店として高いブランド力と信頼を成都市民から勝ち取っているからです。

IMG_6440.JPG

では、どのようにイトーヨーカドーさんと展開していくのか…

まずは、日本以上に日常生活に根付いているネット市場への展開です。

この点については異論の少ないところではあるのですが、問題は品質管理…

やはり、いきなり最大手のネット販売業者と手を組むと、いかに予防線を張っても、やはりコピー商品を完全にコントロールするのは難しいものでありまして…

そうであれば、成都市民からの信用も高く、そして商圏も成都市内にほぼ限られているイトーヨーカドーさんのネット販売サイトから手掛けていくのが確実だと考えております。

IMG_6446.JPG

但し、イトーヨーカドーさんのサイトに燕三条製品を登場させても、あまり効果的な展開は見込まれません。

その最大の障壁は、やはり価格…

日本国内で見ても燕三条製品の価格は高価格帯にあるのに(これは戦略上、そして持続可能性を勝ち取る上で必要なことなのですが…)、中国で価格割れを起こさずに値付けすると、運搬費や関税等により、日本における売値の3倍近くの値を付けなければなりません。

そうなると、いくら購買意欲が旺盛な中国の消費市場でも、“燕三条製品は何でこんなに高いのだろう?”と訝られてしまいます。

実際、イトーヨーカドーさんの電子商取引部門で、このようなテストマーケティングのためのブースを設けて頂いているのですが、やはり最初の反応は値段の高さに対する抵抗感なのだそうです。

IMG_6603.JPG

でも、だからといって、八方塞というわけではありません。

このブースに訪れたお客様に、これらの製品の直接は見えないけれども核心部分ともいうべき技術、製法、さらには文化などを説明していくと、その稀少性も手伝って、反応は180度変わっていくのだそうです。

この点は、国内市場と同様ですよね…

ということは…

燕三条工場の祭典”と同じ環境を整えることはできませんが、製品を使っていただきながら、そして説明を聞いていただきながら、或いは映像で当該製品の裏側にある全てをご覧いただきながら、共感を覚えていただくほかありませんっ!

幸い、今の中国の百貨店に行くと、殆どの台所用品売場にはこのようなキッチンが設けられ、専従の従業員さんが説明できる体制が整えられております。

これを成都イトーヨーカドーで実現できれば、消費者意欲を刺激することは間違いなしというところでしょう。

IMG_6959.JPG

成都での展開と同時に進めていきたいのは、人口3000万人を有するお隣重慶市であります。

今回の訪問を経て、同市との関係は更に深まりましたし、ビジネスのチャンネルも更に開拓することができました。

中国と一口に言っても、13億人のマーケット。

それぞれの地方ごとに浸透度、そして潜在可能性は異なりますが、私たちは内陸部に賭けていきたいと思います。

今後の展開をお楽しみにっ!
posted by 国定勇人 at 09:37| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月30日

共に癒されよう!

IMG_6903.JPG

と言っても、中国の写真ですけどね。

猫が溶け込む街の風景は癒しの鉄板ですな…

えぇ…

これだけです。

これだけのためにブログ更新しました。

仕事に戻ります。
posted by 国定勇人 at 15:59| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

智能都市・中国A

IMG_6759.jpg

引き続き、中国の話題を…(しつこいかもしれませんが、中国の今を伝えるソースが少なすぎると感じているので、たかだか数日間の滞在で得た主観的な情報でしかありませんが、それを伝える必要があると思っていますので、今しばらくお付き合い下さいませ…)

こちらは、重慶市内のあちらこちらに設置されているスマートゴミ箱。

このゴミ箱自体がWIFI基地となっていて、しかも私の見る限り、市街中心地のほぼ全てのゴミ箱がこのタイプになっておりましたから、中国人であれば誰でも、ほぼ街中でWIFIを使うことが可能となっています(関連記事はこちら)。

尤も、このゴミ箱は自動消火機能が付いていたり、別の種類のゴミ箱では、スマホを持っている人が近付くと蓋が開いたりと、そこまでのサービスは要らないのではないか…と感じてしまう、日本的なガラパゴス的機能も盛り込まれておりますが、公共空間に必ず存在しているゴミ箱をWIFI基地にするというのはアイディアだと思います(ゴミ箱の政治スローガンに、この国が社会主義国家であることのかすかな匂いを感じますね…(私が留学していた頃の中国はいわゆる広告物は殆どなく、街中に政治スローガンが溢れておりました))

IMG_6967.JPG

そして、思わず二度見してしまったのがこちら。

空港で見かけた光景なのですが、荷物(厳密に言えば荷物を置いたカートのようなもの)が勝手に付いて来るのですっ!

これも、荷物よりカートの方が重いのではないか…とか、階段があるときはどうするのだろうか…とか、まだまだ突っ込みどころ満載ですが、それでも、こうした新しい試みが次々と登場するのが今の中国の現実なのです。

これを日本でやろうとすると、様々な規制や基準との闘いに忙殺されて、公道でやるだけで何年もかかりそうですからね…

写真で撮り忘れましたが、原付バイク並みに走ることができるキックボードで公道を颯爽と移動している人も何人も見かけましたし、ああいうのを見ると、安全性の議論は大切なことは十分承知していても、もう少し、日本も融通が利かせられないものだろうか…と素直に思ってしまいます(ハンドルのあそびのようなものが存在して初めて、新しいアイディアが生まれ、生まれるだけではなく実用化、ビジネス化されていくと思うのですよね…)。

とにかく、ステレオタイプ的な中国に対する思い込みを振り払うところから、私たちは始めなければなりません。

少なくとも、ものづくりのまちである以上、魅力的な消費市場である中国とは積極的に関わっていく必要があるのですから、今の中国の現実を直視しなければいけませんからねっ!

政策的にも、もっともっと中国と向き合う必要を痛感した中国出張でありました。



全くの私事ではありますが、また1つ歳を重ね、オッサンになってしまいました。

とは申せ、変化といえば、ブログの年齢欄を更新することくらいなのですが…
posted by 国定勇人 at 10:40| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月29日

圧倒的な親近感

IMG_6866.jpg

重慶市巴南区の副区長さんのご案内で、古い街並みがほぼそのまま残っている(今の中国では珍しい)豊盛古鎮を訪れたときのこと…

何度か既視感に襲われました…

IMG_6858.jpg

今写真を整理していると、既視感に襲われた現場にはやはり共通点がありました。

そうです。

ものづくりの現場です。

IMG_6884.jpg

三条市の10年前と同じように、重慶市の伝統産業の現場では深刻な後継者不足に悩まされているそうです。

こちらは、完全手作りの秤屋さん。

一子相伝が裏目に出て、彼が引退すると、技術が途絶えてしまうのだそうです…(彼は、秦の始皇帝が中国で始めて統一した度量衡の単位で秤を作ることのできる(現時点では)最後の職人だそうです)

彼が“燕三条工場の祭典”を目にすれば、きっと技術伝承に自信が持てると思うのですが、さすがに連れて来られないかもしれませんね…
posted by 国定勇人 at 17:47| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

智能都市・中国

IMG_6458.JPG

スマート産業博が質量ともに我が国を上回っている話題をお話しましたが、日常生活においても、遥かにスマート化、クラウド化が進んでおります。

例えば、決済機能。

現在、中国で現金を持ち歩く人は殆どいないと言っても過言ではないくらい電子決済システムが充実しています。

しかも、いずれも共通のプラットフォーム(QRコード)を介したクラウドシステムを採用しているため、基本的にはスマホを手にすれば、どの人も一様に様々なサービスを受けられるのが特徴です(但し、今のところ、我々外国人が当該サービスを受けることはかなり難しいようですが…)。

IMG_6459.JPG

例えば、今、中国各都市を席巻しているシェアサイクル(我が国では東京など一部地域でようやく導入され始めましたが…)。

このシェアサイクルも、クラウドシステムが確立されていなければ、決して生み出されなかったサービスだったことでしょう。

IMG_6772.JPG

万人にとって簡便なシステム(或いはサービス)なため、どんなに場末(!?)な店舗でも導入されているのが、智能(スマート)都市中国の真の強みと言ってもいいのではないかと思います。

こちらは、朝ご飯を食べに行った坦々麺(正式には重慶小面)のお店。

IMG_6787.JPG

最近の中国の飲食店は我が国のそれと殆ど変わらないくらいまでに衛生面でもレベルアップしているのですが、それでもほんの稀に、このようなノスタルジックな光景が残っております。

IMG_6790.JPG

味はもちろん美味しいのですが、それよりも驚くのが、こんな場末感漂う(失礼!?)お店であっても、普通に電子決済できてしまうところっ!

IMG_6792.JPG
IMG_6793.JPG

幾らで決済されたのかは瞬時にお店側に通知が届くので、“基本的には”ごまかすことができません(日本のシステムと比べると、100%同水準ではないと思いますが、“基本的に”満足できる機能を装備するレベルを受容するで、システム全体の汎用性、低価格性を担保できるのであれば、それでいいのではないかという根本的な思想が中国には流れているような気が致しますし、他方で100%の水準を求めすぎることが、例えば日本の地方自治体の電算システムのクラウド化・共同化の実現を妨げているのだと思います)。

IMG_6748.JPG

QRコードは電子決済以外にも使われております。例えば、こちらは重慶の地元で大人気の重慶火鍋店。

IMG_6749.JPG

日本では各店舗ごとにカスタマイズされている注文システムも、QRコードを介したクラウド化が実現されており、各店舗の導入経費の軽減化に役立っているだけでなく、ユーザ側にとってもどの店に入っても統一的な注文システムを享受できるので楽に操作ができ、まさに一石二鳥となっております。

今回紹介したのは、日常生活に浸透しているスマート化のほんのごく一部…

でも、日本と遥かに次元の異なるレベルで智能都市が実現できることが伝わると思います。

では、日本では…

と悲観しがちなのですが、私たちはまず、中国人観光客向けに、三条市内の飲食店やお店(しかも殆ど全店)でQRコードを介した決済ができないものか、少し作戦を練りつつあります。

それが実現できたあかつきには、三条がインバウンド先進地になれるっ!

そんな思いで、実現に向けて取り組んでいきたいと思いますっ!
posted by 国定勇人 at 12:23| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月28日

中国人の意識レベルを知る。

IMG_6925.JPG

突然ですが、この写真、何を写しているか分かりますか?

これ、携帯電話の中継局です。

中国では、既に不感地帯はほぼないそうなのですが、あれだけ広大な地域なので、それを実現するには、こうした山間部にもおびただしい中継局の建設が必要になります。

少なくとも私が知る限り、日本では普通に鉄塔にアンテナを取り付けて設置していくわけですが、中国では既に、こうした周辺景観に配慮した中継局が主流を占めているのだそうです。

この木を擬するレベルを笑う方もいるかもしれませんが、少なくとも、自然景観への配慮という意識レベルが中継局の設置にまで及んでいるということにむしろ、私たちは何かを感じないといけないのだと思います(今の中国では、電磁波の影響懸念から、日本と同様に、中継局設置に対する周辺住民の抵抗感が大きく、難航するケースが多くなっているそうです。こうした中国人が“意識レベル”にあるということを私たちは素直に受け止めることから、中国の現況分析を始める必要があると思うのですよね)。
posted by 国定勇人 at 16:09| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする