2017年02月07日

いつもより余計に回っております!

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もはや旧聞に属する話題となりつつありますが、節分の日に行われた本成寺さんの“鬼踊り”(関連記事はこちら)。

いつもより穏やかな気候の中、今年も盛大に“鬼踊り”が執り行われました。

こうした年中行事は、“いつ観ても変わらない”とお客様に思われる程度に、そして同時に“いつも同じで飽きた”とお客様に思われない程度に、地道な創意工夫の積み重ねが肝要なのですが、この点についても、例えば、数年前から“鬼の持つ道具”のミニチュアが製作・配布されるなど、毎年毎年、“微妙な”変化を私たちに与え続けてくれております。

そういう目線で今年の“鬼踊り”を眺めてみると、それとは別の“微妙な”変化が浮かび上がります。

それは…

赤ちゃんを抱き上げたり、頭を撫でたりする回数が“微妙に”多かったこと!

でも、この“微妙な”変化は、赤ちゃんの親御さんにとっても、それを観ている我々にとっても、嬉しい出来事なので、毎年参観しているリピータの多くが、この“微妙な”変化に気付いたことでしょう。

来年も楽しみにしておりますっ!
posted by 国定勇人 at 12:40| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月06日

世間は狭いもの…

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今日は鬼踊りのことを書こう!と思っていたのですが、表題のとおり、“世間は狭いのね…”と感ずることがあったので、急遽予定変更をば…

午前中、認定こども園になって2年目の聖母こども園さんにお邪魔して、保護者さんが一日保育士さんにチャレンジしている様子を見学し、その後、保護者の皆さまと意見交換をさせていただき、これ自体大変有意義なことだったのですが、この意見交換の中で、保護者のお一人から出た言葉が驚きでした。

“私の友人が市長の妹さんの知り合いで…”

ん?

私の妹?

私の妹は(留学を除けば)東京から出たことがないのですが…

と思って伺ってみると、東京での出会いだったらしいのです。

それにしても、一口に東京といっても、人口1,300万人のマンモス都市ですよっ!

その中で偶然出会うなんて…

もの凄い確率っ!

しかも、その出会いの事実を三条で知るだなんて…

どれだけの天文学的確率なのでしょうっ!

世間って、本当に不思議っ!
posted by 国定勇人 at 13:27| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月03日

究極の私事

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昨日は公務を早めに切り上げ、総務省の放送政策課勤務時代の上司、同僚、部下との同窓会(!?)に参加してまいりました(というわけで、以下、究極の私事となります。いつも以上に、全く読む価値がありませんので、あしからず…)。

課長、企画官、補佐という当時の直属の上司を始め、斜め上の補佐、同僚の係長、そして部下、斜め下の後輩などなど、本当に久しぶりにお会いする方々ばかりでしたが、いい意味で皆一同変わっておらず、私も市長の立場や立ち居振る舞いを完全に忘れ、大いに寛ぐことができました。

それにしても、地上放送のデジタル化という一大プロジェクトをやり遂げましたよね…

この同窓会メンバーはその枠組みを作ったときのメンバーだったのですが、自分もその一員であったにも関わらず、あれが現実だったのかどうかと実に不思議な感覚に襲われます。

でも、地上アナログ放送の停波日(2011.7.24)を決める告示案の起案、決済手続きのときの生々しい思い出話を聞いていると、やっぱり現実だったのですものね。

それにしても、思い出話に耳を傾けていて思ったのですが、当該告示案を事実上策定したメンバーの一人だったにも関わらず、僕が決裁ルートに入っていなかったなんて、よく覚えていますよね。それで思い出したのですが、3年間、放送政策課で働いたにも関わらず、そのうち2年間の私の肩書きは衛星放送課所属でした…それで、起案もできなかったし、決裁ルートに入ることもできなかったのですよね…

ああいうタコ部屋要員ど真ん中のような人事発令って、今でも残っているのですかね?

すみません…マニアックな話の連続で…

究極の私事ということでお許しくださいませ…
posted by 国定勇人 at 15:04| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月02日

ん!?なんで!?

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一日に一回は覗くサイトに“ケンオードットコム”さんがあります。

燕三条地域に関する様々な情報を丁寧に拾い集め(しかもたった2人でっ!)、タイムリーにアップすることで数多くの読者がいらっしゃることは当然知っていたのですが、今日の記事を眺めていて、こんな遠くからも読者がいるのかとビックリ!

というのも、先日、著書を紹介したドイツ・エアランゲン在住のジャーナリスト高松平蔵さんがドットコムさんを評する記事がアップされているのを発見したからであります…

ウェブニュースサイトですから、時空を越えるのは頭では理解できるのですが、それでも両者は何で繋がっているのでしょうか?

同じジャーナリストとして、同じ匂いを感じたからなのかな?

それにしても、高松さんが言及されているとおり、地域ジャーナリズムは間違いなく地域の様々なエネルギーを醸成する役割があり、それが地域のダイナミズムを生み出す原動力になっていると思いますし、そういう意味では、地域紙としては稀有な発行部数と愛読者を持ち、燕三条地域の文化そのものと言っても過言ではない三條新聞さんが紙媒体として存在する一方で、それこそYahoo!検索大賞にも選ばれるケンオードットコムさんのようなweb媒体もある燕三条地域は本当に恵まれていると思います。

もちろん、行政の長として厳しいご指摘をいただくことも多々あり、私も人間ですから、多少へこたれることはありますが、それでも、地道に取材して、しっかり裏を取っていることを知っているため、記事の真実性に関して絶対的な信頼感を持っておりますし、だからこそ、一読者として素直に耳を傾けようとも思うわけです。

最近は“フェイクニュース”が話題に上ることが増えましたが、私たちの場合、王道を歩むこうした2つの地域メディアがあることの有難味を今こそ噛み締めるべきだと思いますし、そうした恵まれている環境に身を置いているからこそ逆に、読者側として、裏も取らずに不正確な内容を流し続けるメディア(紙媒体、web媒体問わずですね)と云わば王道を歩むメディアとを見分けることのできる“情報リテラシー”を意識的に磨いていかないといけないかもしれませんね。



少し、話が反れました…

いずれにしても、ビックリしました!
posted by 国定勇人 at 12:45| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月01日

ホールやアリーナに関する一考察

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現在検討が進められているスポーツ・文化・交流の新複合施設について、面積や財源に制限があるものの、所与の条件の中で、最高の施設を生み出したいっ!

そんな想いで考えを巡らしつつあるのですが…

今朝の三條新聞の無題録に触発されて、現時点での考えの一端を吐露したいと思います。

まずはアリーナについて。

新複合施設の中で、スポーツ分野の主たる機能を受け持つアリーナでありますが、スポーツをする側の目線からの意見は多数頂戴いたしますし、ある程度競技ごとの施設基準が決められているので、それはそれでしっかりと受け止めて取り組んでいけばいいと思っているのですが、スポーツを取り巻く現況からすると、それに加え忘れてはならないのが、スポーツを観る側の視点であります(これはまさに、本日の無題録の目線でもあります)。

例えば、現在、栄体育館、下田体育館(それに解体された旧総合体育館)のいずれも、スポーツをする側、観る側問わず、外履きから内履きに履き替えなければなりません。

でも、これってあまり必然性はありませんよね。

特に、観戦する側からすれば、アリーナそのものに入るわけでもないし、煩わしいばかりで何のメリットもないと言っても過言ではないでしょう。

また、これも、どこの体育館にも多く見られることではありますが、アリーナ観客席の椅子があまりにも簡素過ぎて、リラックスして楽しくスポーツ観戦できる雰囲気に全くといっていいほど貢献できていないどころか、却って雰囲気作りを壊す方に加担しているような気がしております。

映画館の椅子とまではいかなくても、リラックスして観戦できるような設計が施された観客席であれば、観戦した試合が、自分たちの子供の部活の試合であろうが、無題録でも書かれていたアルビレックスBBの試合であろうが、今よりも数段楽しく観戦できるはずっ!

最後は予算と相談していかなければなりませんが、こうした視点にも想いを巡らせながら、最高のものを造るべく追求していきたいと思います。

次に、ホールについて。

この文化分野の主たる役割を担うホールに関する考え方については、一時期、三條新聞の投書欄でも様々な意見が表明されましたし、私自身も拙ブログでも、その時点での考えの一端を触れさせていただきました。

そこで、今回は、その後の考えの変遷の一端をご紹介したいと思います。

ホール整備に当たって考えを巡らせなければならないポイントは多岐に亘っているのですが、ここでは敢えて、三條新聞の投書欄でも話題になった“重ね使い”についてに絞って書き綴ってみたいと思います。

ホールの“重ね使い”を巡っては、“ホールにとっての生命線である音響が中途半端になるではないか!”“地場産センターの多目的ホールのような可動式の座席では座り心地の悪いこと、この上ない!”といったご意見が寄せられているのですが、このうち後者については拙ブログで既に自分の考えを表明し、基本的には今もなお気持ちは変わっておりませんので、ここでは更に前者に絞って書き綴ってみたいと思います。

この音響ですが、私自身も気になっているところです。

そこで、私自身も著名な音楽家にお話を伺ったり、担当部局の職員も勉強させていただいている真っ只中であるわけでありますが、音響に与える影響を論ずる際には、どうやら可動式客席はあまり主戦場ではないようです。

もとより、地場産センターの多目的ホールのようなものであれば別ですが、今のホール設備のスタンダードレベルであれば、可動式とか固定式とかに拘りのポイントを置くべきではないというのが実態のようです(実際のところ、複数の音楽家によると、それ以上にお客さんの服や空席率の方が音響に与える影響が大きいとのこと…たしかに冬の厚着はそれだけで音を吸収してしまいますからね…)。

むしろ、問題は反響板のあり方、つまり舞台周り(プラス壁面)の反響板のあり方をどのように考えるのかが大事なようです。

もっと本質的に申し上げれば、設置者が“残響”をどうしたいのかについてどれだけ意識できるかどうか、設計に反映できるかどうかが、当該ホールの評価を左右するのだそうです。

さて、では、この“残響”に関する考え方をどのように志向をすればいいのか…ということになっていくのですが、実は悲しいことに、この“残響”に関する考え方は二律背反の宿命を負わされております。

つまり、アンプを使う音楽や演劇は“残響が短ければ短いほどよい”のに対し、生演奏は“残響が長ければ長いほどよい”ということのようなのです…

ということは、私たちがこのホールを主たる利用として何に期待するのかによって、大きく方向性が変わってくることになります。

ちなみに、多くのホールは公共施設であるため、右にも左にも耳を傾けた結果、どちらの分野からも不満にもたれてしまうという残念な状況に陥っているようで、私たちは、その道を取りたくはありません。

そこで、現時点での私の率直な意見ですが、座席数の規模が500席超であること、市民が演者となることを想定しても生演奏の機会の方が多いことが予想されることなどを総合的に考えれば、“残響を長く”の道を追及すべきなのでは…と思っているのですが、最後の決断のその日に至るまで、自分自身も引き続き悩みぬき、決断するに足りる必要最低限の知識を得続けていきたいと考えております。

(写真は、先週末、親交のある音楽家のご意見を拝聴しに行った帰りに、子供たちと過ごした一場面…)
posted by 国定勇人 at 13:08| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月31日

大統領令に関する一考察

連日、トランプ米国大統領の発する大統領令に関する報道が続いております。

個々の大統領令の是非について敢えて触れることはしませんが、気になったのが“大統領令”なるものの法的地位であります。

これまでも、拙ブログで書評などを通じて取り上げてきたとおり、大統領制と議院内閣制を比較した場合、議院内閣制のほうが大統領制よりも権力集中的な制度であり、同じ大統領制を比較しても、日本の都道府県知事や市町村長の方が予算編成権や条例提案権を有している分、米国の大統領よりも権力集中的であると思っていたのですが(ご案内のとおり、米国の大統領には、議会への予算提案権、法案提出権は付与されておりません)、連日報道されている“大統領令”の法的位置付けをネットレベルで検索してみると、今までの私の見解は一概に正しくないのではないか…と思うようになりました。

ネットで調べた限りでは、大統領令は、@法律と同等の効力を有するものであって(必ずしも行政権の範疇に限定されているものでもないらしい(ここ重要!))、Aこれを覆すには、連邦議会が当該大統領令を無効にする旨の法律を成立させるか、連邦最高裁判所が違憲判決を出さなければならない、となっているようです。

でも、連邦最高裁判所の違憲判決はともかく、仮に連邦議会が対抗措置としての法律を成立させたとしても、当該法律に対して、大統領が拒否権を発動してしまえば、再議には3分の2の可決が必要となり、ハードルは一気に高くなるわけであります。このように考えると、大統領令は(連邦議会との二元代表制という点から考えると)非常に覆しにくい強力な権力行使装置であると言えるのではないでしょうか。

どころか、より権力集中的とされている議院内閣制であっても政府提出法案も国会の議決なしには法律として成立しないわけですし、大統領制の中でもより権力集中的とされている我が国の地方行政であっても地方議会の議決なしには提出した予算や条例は確定しないわけですから、連邦議会の議決を事実上必要としない(連邦議会が覆しえない)大統領令って、民主主義国家における権力行使装置としては最も強いものなのかもしれません…

尤も、政策の大半には予算の裏付けが必要ですし、基本的な法律制定権は依然として連邦議会に付与されているわけですので、もう少し中長期的に見なければ、ここ数週間のトランプ米国大統領が発する大統領令が本当に法的地位を有し続けるのかどうかを判断できないと思いますが…

しかし、権力分立を目指したはずの米国の民主主義制度に、こんな重大な矛盾(当初目指した目的に逆行する権力集中)を孕む制度が仕込まれていただなんて、実に不思議ですよね…
posted by 国定勇人 at 13:10| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

毎年恒例の脳漿搾り出しっ!

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予算編成作業もいよいよ大詰め。

これが終わると、ひと段落…

とは参りませんっ!

予算に裏付けられたもの、そうでないものを総体として俯瞰し、来年度の行政設計図としてお示しをする施政方針の策定作業も同時並行(というか2週間程度のタイムラグ)で進んでおります。

これも毎年うんうん唸るのですよね…

そうそう、脳漿を搾り出すっていう事象です。

近年は、政策推進課職員一同が頑張ってくれているので、私が脳漿を搾り出すというよりも政策推進課職員の方が搾り出しているというのが現実に近いのかもしれませんが…

ということで、今回の理事者協議でもアレコレ言いましたが、政策推進課の皆さん、頑張ってくださいっ!

ちなみに、この施政方針の策定作業もあと2週間程度で仕上げなければならず、それが終わると、ホッと一息…

と言いたいところですが、来年度人事に着手しなければならないので、やはり例年同様、暫く引き篭もり生活が続きそうです…
posted by 国定勇人 at 11:07| 新潟 ☀| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月30日

【読書感想文】ドイツの地方都市はなぜクリエイティブなのか

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スマートウェルネスシティ構想を打ち出し、その具現化に頭を悩ましていた数年前…

同構想の師とも云うべき筑波大学の久野教授に誘われてドイツの地方都市を巡ったのですが、そのときお会いしたのがドイツのバイエルン州にある人口10万人という三条と同規模のエアランゲンに居を構えているジャーナリスト高松平蔵さん(漢字が若干異なるのですが、うまく変換できず…申し訳ございません…)。

彼の話、或いは彼にご案内していただいたエアランゲン市長さん達の話に触発され、スマートウェルネスシティ構想も一気に具現化し、“三条マルシェ”や“きっかけの一歩事業”が生まれたり磨きがかかったり、運営方法などの組立て方が深化したり、“ステージえんがわ”のコンセプトが一段と際立つことに成功したり、はたまた“燕三条工場の祭典”誕生にも影響を与えたのは、ここだけの話…

そんな高松さんの新著“ドイツの地方都市はなぜクリエイティブなのか”が出版されました。

本書は、これまでに増して多岐にわたって網羅的に解説しているのが特徴となっております(驚いたのは、“燕三条工場の祭典”がドイツの取組に匹敵するものの1つとして、我が国の取組としては唯一紹介されていたこと!素直に嬉しいです。高松さんに心から感謝申し上げます!)。

詳しくは読んでいただくほかないのですが、エアランゲン、或いはドイツの地方都市に多少の知識を蓄えることのできた私には、フェラインの存在、何故ドイツにはフェラインが存立しているのか、社会背景の異なる我が国においてフェラインの社会的機能を求めるとしたら、どの社会的主体に求めるのがスムーズなのか、にとりわけ関心が向きます。

この点を紐解くことができれば、三条市の社会的持続可能性はより強靭になり、よりしなやかになるのでしょうから…

加えて申し上げれば、文化芸術に対する社会的要請レベルとそれに伴う行政支援の度合い…

金銭的な価値ではない“豊かさ”を追求していくとき、また、新たなスポーツ・文化の複合施設を創造する今、この点にも深く関心を寄せているところでもあります。

また、勉強に行かなければならないかもしれませんね。

と、いささかマニアックすぎる書評になりましたが、本の内容自体は分かりやすく、日本の地方都市、日本の地方行政や地域社会と比較し、それを通じて、私たちの立ち位置を確認するためにも、重要な視座を与えてくれる一冊となっております。

おススメですっ!
posted by 国定勇人 at 11:38| 新潟 ☔| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月27日

茨の道の先には…

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本日の三條新聞既報どおりなのですが、昨日の国民健康保険運営協議会に、来年度国保税額の引下げ諮問をさせていただきました。

思い起こせば、平成22年度…

リーマンショックの影響によって、それまで比較的堅実な運営を続けてきた三条市の国民健康保険が急速に悪化…

基金を投入しても支えきれず、一気に赤字転落の憂き目に会いました。

このとき、“他市町村もやっているのだから、一般会計から赤字分を補填すればいいではないか”という意見も多数いただきましたが、ここは保険制度の原理原則を堅持することが肝要と覚悟を決め、国保運営が都道府県に移管されるまでに累積赤字を解消する基本的考え方を打ち立て、これまで保険税の引上げを毎年毎年お願いしてまいりました。

この間、市議会とも建設的な意見を戦わせ、私どもの税率改定案が議員全員によって否決され、議会側から提案された税率改定修正に至ったこともありました(考えてみれば、市長就任以来、私どもの提案を否決されたのは、この国保税率改定案ただ1つ。このときの議論を通じて、やはり二元代表制は必要だし、機能しているのだ!と清清しくさえ感じたことを今でも鮮明に記憶しております)。

こうした険しい道を切り開き、今般ようやく、累積赤字解消の目処が立ち、更には僅かばかりとはいえ被保険者の皆様に還元できるまでに財政運営を安定させることができました。

一筋の光明が見えてきたと言っても差し支えないでしょう…

尤も、まだ答申をいただいたわけでも、ましては議会に提案してさえいない段階でありますが、感慨深い気持ちを率直に吐露したい気持ちを抑えきれず、思うがままに書き綴ってしまいました。

(実は、保険制度の原理原則を鑑みれば、“国保税”ではなく“国保料”の方が望ましいのではないか…とかねてから思っているのですが、条例改正してまでの拘りもないため、三条市では、国保税の名称のままとしております…)
posted by 国定勇人 at 16:41| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月26日

我々にとってはさしたる抵抗感もないのですが…

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先日開催された“企業活動活性化懇談会”。

元々、リーマンショック直後の市内経済が空前の絶望的な状況に追い込まれた中で、それぞれの立場から意見を出し合い、何とか産業基盤そのものの瓦解を防ごうではないか!と立ち上げれられた労・使・官の代表者が一堂に集うプラットフォームがこの懇談会です。

と、あっさり書きましたが、連合の皆さんによると、こうした労・使・官が云わば対等の立場で同じテーブルにつき、雇用の維持を含む産業政策について議論を交わし、政策立案の一助とする組織というのは、全国的にも珍しいそうでありまして、中小企業が集積する“ものづくり”の産地としての立ち位置しかしらない私たちからすると、“えっ、そうなの!?”と逆に違和感を覚えるくらい、実に素直な仕組みだと思っております。

さて…

この懇談会における議論がきっかけとなって生まれようとしている1大プロジェクトがあります。

それが“実学系ものづくり大学”の開設。

“今の時代に大学を開設するの?”と私たちの地域に触れていない方には違和感を覚えるかもしれませんが、本懇談会の構成メンバーが全国スタンダードと大きくかけ離れている程度のギャップを以って、私たちはこの取組に挑んでいると、つまり自然の流れで取り組んでいると受け止めてくださいませ(多少情緒的だったので、雇用情勢を巡る当地と全国のギャップを求人市場側から俯瞰すると、企業誘致が時代錯誤の政策とまで揶揄されるようになった今日、新たな工業流通団地を造成しなければならない当地の特異性があるということを理解することでよりイメージしやすくなったのではないでしょうか…)。

今回も、この“実学系ものづくり大学”の開設に関し、それぞれの立場から建設的なご意見を頂戴することができました。

有効求人倍率が既に1.63にまで上昇している当地域。この数値のみに一喜一憂するわけではありませんが、恒常的な需給ギャップを埋めるという当地域の労働市場の観点から捉えても、益々、開学に向けた歩みをしっかりと続けていかなければならないと思いを新たにしたところであります。

平成32年度、1学年1学科80名、公立大学法人での新設を予定している“実学系ものづくり大学”。

期待に応えられる内容を整えられるよう、多くの皆様との意見交換をしつつ積み上げてまいります。

(そういえば、昨日の話題に関連して、Yahoo!検索大賞を受賞されたケンオードットコムさんが記事をまとめて下さいました。こちらをどうぞ!)
posted by 国定勇人 at 12:43| 新潟 ☁| ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする