
東京都における新型コロナウィルス感染症再拡大を受け、東京都の往来に関する水際対策を再起動することとしました。
今回講じた水際対策については下記のメッセージのとおりですので、何卒お読みいただければと考えておりますが、本日発動した水際対策レベルは、自然災害に係る私どもが発する避難情報(避難準備情報<避難勧告<避難指示)を例に取れば、“避難準備情報”発令段階に当たります。
自然災害同様、今後の東京都の感染拡大状況によっては、水際対策レベルを今後、“避難勧告”レベル、“避難準備情報”レベルに格上げする可能性もありますので、私どもの発する情報に対して、今まで以上に関心を寄せていただければ幸いです(メッセージ原文はこちらです)。
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5月25日に新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態の解除が宣言されましたが、ここ数日東京都においては、1日当たり100人を超える感染の確認が続いています。これを受け、小池東京都知事は、不要不急の他県への移動を控えるよう都民に協力を求めており、花角新潟県知事も東京都を行き来する場合には、慎重に行動するよう県民に注意を促しています。
さらに、こうした東京都の状況は、厚生労働省が示している、感染拡大防止のための外出の自粛要請などといった「社会への協力要請を行うタイミング」を既に過ぎているとも考えられます。
これらの状況を踏まえ、当市での感染拡大を防止し、市民生活、市内における社会活動及び経済活動を守ることを目的に、三条市職員の職務上の東京都への往来等について当分の間、次のとおり対応することとしました。
〇職務上の東京都への往来の原則禁止等(職員の都内への出張、当市の事務事業の実施に伴う東京都からの来訪の禁止など)
〇職員及び職員の関係者(家族、知人等)によるプライベートでの東京都との往来の自粛要請
市民の皆様におかれましては、こうした三条市の対応も参考に、東京都との往来について慎重に御判断くださるようお願いいたします。
やむを得ず東京都へ行かざるを得ない場合には、マスクの着用や三密の回避などの感染予防策、その後の健康観察を徹底するとともに、万が一の際に感染経路の追跡を行えるよう、行動履歴(どこで、誰と、どれくらいの時間、どのような形で会った、どの飲食店を利用したなど)の記録、COCOA(接触確認アプリ)の利用について御検討くださるようお願いいたします。
また、東京都からの来訪者と会う場合にも同様に行動履歴の記録等をお願いいたします。(健康観察や行動履歴の記録の保存は、東京都への往来等の後、2週間は実施されるようお願いいたします。)
今後の感染の拡大状況などに応じて、改めて県外との往来の自粛要請など、更に強いメッセージを発出することもあり得ますので、その際には三条市での感染拡大を防ぐため、特段の御協力を賜りますようお願い申し上げます。

なお、今後の水際対策レベルの格上げ、それぞれのレベルでの具体的な対策事項に資するよう、燕三条駅乗降客調査を再び行うこととしました。
現段階では、乗降客の動向、傾向を把握できれば十分ですので、水曜日、土曜日の週2回のみ行うこととし、その結果については市HPにおいて公表しますので、随時ご確認いただければ幸いです(写真は先日、新潟に向かう際に撮ったものです。新型コロナウィルス感染症が拡大する以前には想像すらできないほど、燕三条駅の乗降客が少ないこと、首都圏との往来が緊急事態宣言解除後も戻り切っていないことが一目で分かります)。
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こうした水際対策は全て、市内における日常生活、社会経済活動を守り切りるためのものですので、ご理解、ご協力いただきますよう、お願い申し上げます。